水晶って?

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水晶
水晶の基礎知識

水晶…と聞いて、占いなどで使われるあの丸い水晶玉を思い出す人もいるでしょう。私はお財布に小さな水晶を入れて持ち歩いていて、個人的には身近なものに感じています。数ある鉱物の中でもありふれたものとされています。
水晶とは、一体どのような鉱物なのかを紹介していくことにしましょう。

水晶の特徴

二酸化ケイ素水晶は別名をクリスタルとも呼ばれ、一般的には無色透明の結晶のことをいいます。鉱物の中でも特別珍しいものではなく、よく見かけます。この水晶は「二酸化ケイ素」という物質の結晶で、誕生する過程で何の不純物も含まれなかったものが、晴れて水晶となるんですよ。

ちなみに、「二酸化ケイ素」は私たちの住む地球の形成に欠かせない成分でもあります。地球の約60%がこの「二酸化ケイ素」で形成されています。

残念なことに不純物が混ざってしまい、水晶になれなかったものは石英(せきえい)と呼ばれます。水晶や石英は、まわりの圧力や温度によって、様々に変化します。

水晶の色

たとえば、結晶の母岩に鉄が含まれていると、アメジストといわれる紫色の水晶になります。それが地熱による影響を受けると、変色して今度はシトリンという黄色の水晶になるわけです。

水晶の形

水晶の基本的な形は六角柱ですが、自然界の色々な力が作用するため、球体やクラスターなど様々な形状の結晶が作られます。

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水晶とガラスとの見分け方

水晶ガラスも水晶と同じように、「二酸化ケイ素」でできています。けれど、ガラスはこの「二酸化ケイ素」の結晶ができません。

買ったり、人からもらったりした水晶が本物だと思っていたら、実はニセモノだった…なんて経験はありませんか?ニセモノも多くは水晶ではなく、ガラス玉です。

人からの贈り物の場合は仕方ありませんが、自分で水晶を買うときは、どうやって水晶とガラスを見分ければいいのでしょうか?ここで、水晶とガラスの見分け方を紹介しましょう。

誰でもできる一番簡単な方法は、手に持ったときに冷たく感じるかどうかですね。冷たく感じるほうが、水晶になります。ガラスは一度温かくなると冷めにくいのですが、水晶は熱を素早く逃がす性質をもっています。このため、本物の水晶であれば冷たく感じるというわけです。

そのほか、水晶とガラスの違いを知るのに、もう一つ確実な方法があります。立体眼鏡などに使われている偏光板を使って確認することができるんですよ。これは理科の実験的な感じなので、その場ですぐ知りたい場合はおすすめできませんが、一応説明しておきますね。

まず、偏光板を2枚重ねて明るい空のほうを向き、一番暗くなる位置を探します。そのままで偏光板を1枚ずつ3cmほど離して、できた隙間に玉を入れてクルクル回します。こうして、もし同心円状の「目玉」とそこから放射状に伸びる4本の黒い筋が見えたら、それは水晶です。ガラスの場合、黒い筋は見えますが目玉は見えません。

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人工水晶について

パソコン人工水晶とは、石英を溶かしたまま、結晶させていないものをいいます。人工水晶のほかに、新水晶溶錬水晶中国水晶といった名前でも販売されています。

人工水晶はガラスの性質とほとんど変わりありません。また、工業的に石英を溶かして、わざと再結晶させて作る水晶は合成水晶といわれています。お店などでは、本水晶ということで販売されているので気をつけましょう。

電圧を加えると振動するということが、水晶の変わった性質として挙げられます。天然モノの水晶と同じように振動する人工水晶を合成水晶と呼んでいるのです。この合成水晶はアクセサリーやパソコン、精密機器などによく用いられているんですよ。こういったアクセサリーやパソコンに使われる水晶については、【身近な水晶】のページで紹介しているので、くわしくはそちらをご覧ください。

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